現代思想2011年4月号 特集=ガロアの思考

-若き数学者の革命-

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現代思想2011年4月号 特集=ガロアの思考

定価1,430円(本体1,300円)

発売日2011年4月

ISBN978-4-7917-1225-0

■連載――出会いと言葉 第9回
  クレオル語の背景 / 西江雅之

■連載――ヴィータ・テクニカ 第18回
  マイナーテクノロジーとメタリック生命体 中 徒党集団対国家 / 檜垣立哉

■連載――家族・性・市場 第65回
  社会派の行き先・6 / 立岩真也

特集=ガロアの思考  若き数学者の革命

【ガロアの思考】
ガロアの考えたこと / 上野健爾
ガロア理論体験記 / 砂田利一
ガロア理論の基本定理 / 吉田輝義
数学における抽象化とは何か アーベルの具象とガロアの抽象を包むもの / 高瀬正仁

【現代数学へ】
絶対ガロア理論 / 黒川信重
謎をもって謎に答える、或いは問題の解消 / 高瀬幸一
空間の 「形」 を知るための武器 位相空間のガロア理論 / 小島寛之
リーの理論と可積分性 解析学におけるガロアの影響 / 竹縄知之

【現代物理学へ】
存在から関係へ 現実の軽さ / 佐藤文隆
ガロアは現代物理学の源流だ! / 竹内薫

【現代哲学へ】
問い・身体・真理 カヴァイエスとドゥルーズの問題論 / 近藤和敬
ヴュイユマン 『代数学の哲学』 における哲学的方法論の探究
 フィヒテの哲学とラグランジュからガロアに至る代数方程式論の変遷 / 原田雅樹

■研究手帖
  リハビリテーションと障害/存在価値 / 田島明子