定価1,430円(本体1,300円)
発売日2012年1月
ISBN978-4-7917-1239-7
■連載――真理の生成 第2回
概念について / 近藤和敬
■連載――中国論を読む 第5回
橘樸を読むとは何か 橘樸 『支那社会研究』 を読む・その1 / 子安宣邦
■連載――ヴォイドへの旅 第6回
風の櫛 / 港千尋
■連載――家族・性・市場 第74回
どれだけをについてのまとめ・1 / 立岩真也
特集=ニュートリノ/相対性理論 観測がひらく新世界
【インタビュー】
OPERA 実験の意義 / 小松雅宏 [聞き手=戸田山和久]
証明不可能なリアリティに向かって / 佐藤勝彦 [聞き手=横山広美]
【討議】
極微の世界へ 素粒子論 × 神経科学が描くランドスケープ / 大栗博司+下條信輔
【エッセイ】
宇宙と偶有性 / 茂木健一郎
【物理】
フィクション化する現代物理学 / 竹内薫
科学の示す実在像について ボーア=アインシュタイン論争研究の最前線 / 小澤正直+北島雄一郎
認識の物理学としての量子力学と時空 / 細谷曉夫
【哲学】
ニュートリノの速度測定と非主流研究 / 内井惣七
アインシュタインとポパー 科学哲学史における決定論・予測可能性・世界像の創出 / 但馬亨
蜂起と保守と革命と ホワイトヘッドと相対性理論 / 森元斎
■連載――痛みの哲学 第2回
快楽はどこから来るのか? / 上野千鶴子+熊谷晋一郎
■研究手帖
沈黙を破る空間 スウェーデン・ウプサラ大学のシンポジウムに参加して / 稲原美苗