現代思想2015年11月号 特集=大学の終焉

-人文学の消滅-

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア
  • Google+でシェア
現代思想2015年11月号 特集=大学の終焉

定価1,430円(本体1,300円)

発売日2015年11月

ISBN978-4-7917-1308-0

偶有性操縦法2  / 磯崎 新

新連載●ボブ・ディランが歌うアメリカ●第一回
ロバート・ジョンソンの幽霊とスーパーボウル・コマーシャルの狭間で / マニュエル・ヤン

連載●科学者の散歩道●第二四回
「民主主義」、そして科学 「君の行く道は」 / 佐藤文隆

連載●家族・性・市場●第一一七回
今般の認知症業界政治と先日までの社会防衛 / 立岩真也
 


【討議】
大学への支配と抵抗 / 鵜飼 哲+島薗 進

【エッセイ】
「大学改革」と日本の将来 / 池内 了
グローバル教育プログラムの二つの間違い / 平川克美
見知らぬ人との人文学 「自由と平和のための京大有志の会」の運動から / 藤原辰史

【インタビュー】
「人文社会系は役に立たない」は本当か? 「通知」批判から考える / 吉見俊哉

【大学改革の争点】
それでも守るべきは、大学の自治である  / 石原 俊
制度的保障論批判 「大学」の国法上の身分を中心に / 石川健治
簿記とシェイクスピア 「人文社会科学系批判」言説によせて / 隠岐さや香

【改革下の現場】
国立大学改革と人文系の(明るくない)未来 / 室井 尚
屍を乗り越えて進む非常勤 非正規の一部隊としての / 入江公康

【人文学の実践】
人文系BF私大を再活性化するためのいくつかのアイディア / 上野俊哉
脱・国体と亡命 / 酒井直樹

【人文学のコア】
人文学の後退戦 文科省通知のショック効果に抗って / 西山雄二
文献学への新たな回帰? / 宮﨑裕助
文献学についての95のテーゼ / W・ハーマッハー 大塚良貴 訳

【大学と国家の歴史】
大学とはなにか 近代ヨーロッパ大学史からの応答? / 橋本伸也
 

■研究手帖
「知らせない」「知らせる」 / 大橋由香子