現代思想2016年4月臨時増刊号 総特集=imago 〈こころ〉は復興したのか

-3.11以後、それぞれの現場から-

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現代思想2016年4月臨時増刊号 総特集=imago 〈こころ〉は復興したのか

定価1,650円(本体1,500円)

発売日2016年3月

ISBN978-4-7917-1319-6

■対談
〈こころ〉の復興を支えるために 阪神・淡路大震災から東日本大震災へ / 加藤寛+最相葉月
本当の心のケアとは / 金吉晴+斎藤環
阪神・淡路から、東北、そしてこれからの災害へ / 飛鳥井望+斎藤環

■〈こころ〉の風景
今こそ「「絆」を大切に」 / 香山リカ
傷ついた日本を、水に流さない / 北山修
なかったかのように / 信田さよ子

■社会の精神分析
責任は、ひとりで引き受けなくてもいい 3.11以後の臨床と運動の経験から / 松本卓也
「前進すること」と「立ち止まること」の間で 東日本大震災から五年 / 鈴木國文
私の体験としての東京電力福島第一原子力発電所事故 / 堀 有伸
震災五年後の災害/戦争の精神分析 / 樫村愛子
大地と空のはざまをめぐる神話的想像力 / 新宮一成

■ケアの課題
震災後のこころのケア活動 時間・縁・物語 / 河合俊雄
本当の意味のよい成果が生まれることに真摯にならなければならない ドラッカーに学ぶNPOのマネジメント / 森川すいめい
東日本大震災における死者の鎮魂を考える 精神医学の見地から / 黒鳥偉作+加藤敏

■文化のゆくえ
大いなる空回りの時代 / 鴻池朋子
「ジャパン」を晒す / 高嶺格
日常に震災を記憶するポップアイコン / 香月孝史
3.11後の音楽 / 円堂都司昭
被災地を縦断する / 藤村龍至