定価1,430円(本体1,300円)
発売日2016年1月
ISBN978-4-7917-1313-4
【エッセイ】
在日沖縄人が見た辺野古 / 石川文洋
辺野古新基地問題が私たちに突きつける三択 米国の「州」を目指すのか、「独立国」を目指すのか、「属国」のままでいるのか / 想田和弘
辺野古から問う正義 憲法九二条・九五条が示す民主主義のかたち / 木村草太
なぜ辺野古へ行くのか 抵抗の知を沖縄から学ぶ / 五野井郁夫~
【フォトドキュメント】
辺野古2015の三日間 / 石川文洋
【インタビュー】
辺野古の現場から発信する民主主義 / 山城博治
辺野古代執行訴訟から見えてきた日本の未来 / 桜井国俊
基地のある〈日常〉から発信する / 元山仁士郎
【現場から】 沖縄から羽ばたいて / 三上智恵
辺野古断念こそが「唯一の選択肢」である / 布施祐仁
基地ゲート前の暴力と法 平等をつくる / 森川恭剛
【政治・経済から問う】
「思い込み」政治に抗する / 佐藤 学
辺野古をめぐる二つの政治 代表政治と直接行動 / 大野光明
辺野古基金における寄付の意義 / 林 公則
【歴史から辿る】
軍道二四号線の朝 「コザ暴動」の記憶 / 田仲康博
沖縄、記憶の肖像 岐路にあって、繰り返し、問い直されること / 若林千代
米軍統治期の沖縄保守勢力と「島ぐるみ」 「オール沖縄」に繋がる水脈 / 櫻澤 誠
【思想から問い直す】
倫理としての辺野古反基地運動 辺野古から嘉手納、宮古、八重山へ / 新城郁夫
非暴力の牙 / 真島一郎
日本と沖縄の「連帯」の条件 / 小松 寛
【環境問題とは何か】
ハワイから金武湾、辺野古、高江まで 海をひとつにつなげる世界反基地・反開発運動に向けて / 上原こずえ
漁業からみた普天間基地移設問題 襞に埋没する名護の海人 / 佐々木貴文
【ジェンダーからの視点】
基地・軍隊 ジェンダーの視点から抗する / 秋林こずえ
人種主義の深淵 伊波普猷における優生学と帝国再編 / 徳田 匡
【メッセージ】
未来世代に基地を残さないために / 古謝美佐子+佐原一哉