定価1,361円(本体1,238円)
発売日2011年2月
ISBN978-4-7917-0219-0
■連載
私の昭和史 戦後篇・続14 / 中村稔
■夢遊する読書*新連載
宿命に気づくとき / 横尾忠則
■「即興」の懐胎*14
「人間=性」 の限界 東京デスロックとミクニヤナイハラプロジェクト / 佐々木敦
■詩
《どこにもあってどこにもいない》 / 海埜今日子
特集*ソーシャルネットワークの現在 Facebook、Twitter、ニコニコ動画、pixiv、Ustream…デジタルネイティブのひらく世界
【対談】
ソーシャルネットワークの可能性 シェアは何を変えるのか / 小林弘人×濱野智史
【ソーシャルネットワーク最前線!】
ニコニコ動画のコアにあるもの / 夏野剛 [聞き手=さやわか]
新しい社会、新しい教養 『思想地図β』 が目指すもの / 東浩紀 [聞き手=編集部]
絵を描く、つながる、そしてその先へ
“表現”のプラットフォームとしてのpixiv / 片桐孝憲 [聞き手=伊藤剛]
【ソーシャルネットワーク in ガラパゴス】
ガラパゴスな日本のネット界に開国を迫る黒船ネットサービスの歴史 / 加野瀬未友
残念なニッポンのインターフェース / 速水健朗
【#The Social Network】
第n次カリフォルニア南北戦争 / 池田純一
ネットワーク下の「記憶」の物語 ソーシャルネットワークとD・フィンチャー / 渡邊大輔
【ソーシャルネットと 「本」】
誰が「本」を殺そうとかまうものか Who cares Who kills “Book”? / 矢野健二
編集は死ぬ/蘇る 俺が、俺たちが、ソーシャルだ! / 米光一成
【編み直される 「社会」】
情報と想像力の狭間に生きる 「私」 たち その 「情報化」 はガバナンスを変革するか? / 西田亮介
リーク願望を吸い上げる装置 ウィキリークスとリーク社会 / 塚越健司
地球村の戦争と平和 / 門林岳史
【ソーシャルネットが導く文化】
私は遠くの何かに対して公開されている / 河野聡子
期待はずれなゲームとわたし / 中田健太郎
ソーシャル・ゲームをめぐる交わらない欲望 / 井上明人
「現場」 の 「現在」 / さやわか
ランキングとレイティング ビルボードとピッチフォークに見るポップの美学のゆくえ / 今井晋
【資料】
ソーシャルネットワーク・キーワード集 / 加野瀬未友
■特別掲載
女優から作家へ アンヌ・ヴィアゼムスキー / 四方田犬彦
■今月の作品
宮岡絵美 九世夜彦 古﨑未央 鯨岡雄治 / 選=小池昌代
■われ発見せり
おババの背なか / 新井高子