ユリイカ2011年1月臨時増刊号 総特集=村上春樹

-『1Q84』 へ至るまで、そしてこれから・・・-

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ユリイカ2011年1月臨時増刊号 総特集=村上春樹

定価1,361円(本体1,238円)

発売日2011年1月

ISBN978-4-7917-0217-6

【最新メールインタビュー】
魂のソフト・ランディングのために 21世紀の 「物語」 の役割 / 村上春樹 [聞き手=小澤英実]

【徹底討議】
村上春樹のゼロ年代 身体・子ども・悪をめぐって / 福田和也×斎藤環×市川真人

【村上春樹の帰還、そして・・・】
並行世界の並行世界 / 大澤真幸
時間の消滅 村上春樹の三〇年 / 安藤礼二
シニシズム、コマーシャリズム、マジック・リアリズム 村上春樹から中国現代文学へ / 福嶋亮大
未来小説としての総合小説が始まる / 池田純一

【HARUKI MURAKAMI とは誰か】
Murakami in the Aughts 〈ゼロ年代〉 のアメリカの村上春樹 / 大和田俊之
誤訳の地図 ゼロ年代の村上春樹と 「フォニー」 な世界 / 舌津智之
想像力を欠いた狭量さ 『1Q84』 におけるジェンダー表象 / 都甲幸治

【時代の測鉛線たる書法を求めて】
読者は夢を見る前に短編小説を読む / 福永信
別名で保存する 『海辺のカフカ』 を巡って供される作品外オルドーヴル / 千葉雅也
壁を通り抜けること 転機としての 『アフターダーク』 / 石川義正
〈時間差攻撃〉 の時間差 外部へと浸みだす黙説法 / 芳川泰久
「牛河」 という人生 『1Q84』 で名探偵になりそこねた男 / 円堂都司昭
チェーホフ好きのねたみとか / 中野成樹
「浄化の物語」 を願いながら 三人称・コミットメント・反サプリメント  / 坂上秋成

【『ノルウェイの森』 の/と女たち】
韓流ノルウェイのできるまで / 四方田犬彦
追いかけることの孤独 映画 『ノルウェイの森』 ノート / 篠儀直子
不完全な世界に住む不完全なひと / 文月悠光
村上春樹へのラブレター 『ノルウェイの森』 に迷いこんで / 峰なゆか
鏡の中の暗殺者 村上春樹の女たち / 山崎まどか

【イメージと身体の消長】
アメリカ映画になった村上春樹 映画版 『神の子どもたちはみな踊る』 が示す 「僕」 の位相 / 三浦哲哉
村上春樹を上演(perfome=embody)するために
 〈いま、ここ〉 のマテリアリティの複雑化ということ / 内野儀
書物は本物の血の夢を見るか 村上春樹とフィジカルなもの / 小澤英実

【語られた 「村上春樹」】
村上春樹論の終焉 そして象が平原に還った日(付 「村上春樹論ベスト5&ワースト5」) / 栗原裕一郎

【資料】
ゼロ年代の村上春樹作品ガイド / 編=中沢忠之