定価1,361円(本体1,238円)
発売日2012年12月
ISBN978-4-7917-0246-6
【ロング・インタビュー】
まだまだスゴいのは見せてないよ 「踏み外す」ことからすべては始まる / 永野護 聞き手=飯田一史
【「マモルマニア」へ至る道】
神はデザインする 永野護をめぐるトラフィクス / 武井宏之×西島大介×梅沢和木
【トリビュート・イラストギャラリー】
永野護の旗の下に / 安彦良和/TOKIYA/前田浩孝/しまどりる/佳嶋/mot/空木朔子
【永野護へのオード】
『ファイブスター物語』という謎 / 穂村弘
AMX‐004 キュベレイ / 古野まほろ
震 電 / 渡辺玄英
【『GTM』見参!】
荒地の歌 『花の詩女 ゴティックメード』論 / 藤田直哉
【七七七七年の愉楽】
生きている神話をどう読むか / 新城カズマ×伊藤盡
傀儡は宙を跳ね回る / 佐藤俊樹
人形はどうして動いてしまうのか / 中田健太郎
年表を生きる者 永野護は何を表現しているのか? / さやわか
【『FSS』解析事始め】
絵画的マンガ論のほうへ 『FSS』とキャラを描く快楽 / 伊藤剛×中田健太郎
Schwingungen ブランドとしての永野護『ファイブスター物語』小論 / 飯田一史
構築される「歴史」とフィクション 『ファイブスター物語』を中心に / 玉井建也
神話と伝説のあいだ 古典文学の現代的パラフレーズとしての『ファイブスター物語』 / 木村朗子
神はいないが、花を着る / 西川アサキ
永野護と奇想のエンターテインメント / 蔓葉信博
【エフェメラルに、エターナルに】
肩、袖、腰…ラインが語り出す物語 / 蘆田裕史×小野原誠
『ファイブスター物語』の服飾世界 服飾的異教習合とポストヒューマニズム / 樋口ヒロユキ
【女たちの永野ワールド】
『FSS』はこの男に萌えろ! 女子たちのための『FSS』(再)入門 / 金田淳子×岡田育
【永野護とアニメ】
星団歴2988年、西暦2015年、昭和20年 悔恨の記号としての「年号」 / 宮昌太朗
ファティマの瞳は何色なのか / 高瀬司
【永野後の世界】
星団史を改竄する想像力 二次創作の時代から読む『FSS』 / さやわか×村上裕一
アーカイブと戦争の日本的性格 『ファイブスター物語』と戦後日本サブカルチャー史 / 福嶋亮大
永野護の視点 / 小田切博
ライトノベルに息づく『F.S.S.』の遺伝子 / 山中智省
【資料】
永野護/FSS/GTM年表 / 飯田一史