定価1,361円(本体1,238円)
発売日2013年11月
ISBN978-4-7917-0264-0
■人生に関する断章*23
「平治物語」について / 中村稔
■詩
K駅の幽霊 / 暁方ミセイ
特集*中原淳一と少女イラストレーション
【中原淳一エッセイ選集】
私の好きな少女 他 / 中原淳一
【エッセイ】
不滅の大芸術家、中原淳一 / やなせたかし
中原淳一の編集力 きるもの・よりもの・かわりもの/ 松岡正剛
ゆとり世代の中原淳一 / 嶽本野ばら
「人生はスカートの長さではないのです」 / 早川茉莉
中原淳一が描く二次元フードの魅力 / 福田里香
トイレに中原淳一あり / 加古臨王
【対談】
大きな瞳が見つめる先に 浮世絵、夢二から少女マンガまで / 林静一 中村佑介
【少女文化の源流】
「二度と来ない少女時代」に ガーリー・カルチャーの源泉としての中原淳一 / 小澤京子
中原淳一と少女たちのメディア 少女雑誌からファッション誌へ / 井上雅人
【美しい暮らし、新しい女性】
ファッションデザイナーとしての中原淳一 / 田中里尚
きものと中原淳一 JUNICHI KIMONOで愉しく・新しく / 小山有子
手作りのデザイン 中原淳一のグラフィック・デザイン / 柏木博
【カラー口絵】
彩りの美学 中原淳一の仕事 / 中原淳一
【少女のモダン】
中原淳一のパリ交友録 / 田中琢三
“美しくある”ための鏡としての人形 / 藤田一人
中原淳一の夢と理想の「人形世界」 / 藤井秀雪
絵と読者、そして写真 / 石田美紀
【『少女の友』再考】
リーフレットの語るもの / 遠藤寛子
戦時下の『少女の友』 少女の夢を育む美意識と、言論統制 / 矢部(水谷)真紀
「少女」になる 少女雑誌における読むこと/見ること/書くことをめぐって / 今田絵里香
『乙女の港』 川端康成と中原淳一の紡ぐ「少女だけの世界」 / 中嶋展子
【淳一イズムの継承】
スタイル画と様式(スタイル) 抒情画的な少女マンガへ / 岩下朋世
中原淳一と少女マンガ / 倉持佳代子
【資料】
中原淳一略年譜 / 田中里尚
■今月の作品
武田祐子・小池麻央・田中さとみ 選=日和聡子
■われ発見せり
あけすけな女の言葉 / トミヤマユキコ