ユリイカ2016年1月臨時増刊号 総特集=坂口恭平

-『0円ハウス』『独立国家のつくりかた』『現実脱出論』から『家族の哲学』へ…複数のレイヤーを生きる-

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ユリイカ2016年1月臨時増刊号 総特集=坂口恭平

定価1,540円(本体1,400円)

発売日2016年1月

ISBN978-4-7917-0300-5

【錯綜/交響する世界】
駆け込み訴え / 坂口恭平
苦しみの淵に降り立つ音 / 石牟礼道子+坂口恭平
熊本の文人たちと坂口恭平 熊本文学隊番頭からの眺め / 跡上史郎
病者にして見者の手紙 『徘徊タクシー』と『現実脱出論』 / 安藤礼二

【歌う身体、その振る舞い】
西港へ / 前野健太
笑い方をデザインする / 立川吉笑
音楽集/詩集『ルリビタキ』 音源DL QRコード付 / 坂口恭平
星座を描くように / 七尾旅人
魔法使いからの贈り物 / 中納良恵(EGO-WRAPPIN’)
歌はどこまでもあなたとともにある 坂口恭平ライブショウについて / 矢野利裕

【カラーグラビア】
坂口家 / 写真・文=石川直樹

【書かれた空間──ウィコゲニアに向かって】
閉じた家、開いた家 坂口恭平の小説 / 都甲幸治
親密な開かれた空間 坂口恭平の『家族の哲学』をめぐって / 篠原雅武
家族:原因でもなく処方箋でもなく創造の場としての / 柳澤田実
坂口恭平という空間 『幻年時代』を読む / 松家理恵
ポリフォニーを“聞き流す” / 斎藤環
坂口恭平の二律背反 『家族の哲学』に応答するための助走ノート / 杉田俊介
坂口について / いとうせいこう

【思考=都市、あるいは描線の拡散】
僕と建築の歴史から見た坂口くん / 五十嵐太郎
書斎と街の往還による建築 実現すべきユートピア設計の可能性 / 藤村龍至+坂口恭平
ドローイング『アフリカの印象』 レーモン・ルーセル『アフリカの印象』のための挿絵 / 坂口恭平
恭平へ アジスアベバ、岐阜、大阪、パリ、ロンドン / 川瀬慈
ゼロセンターの思い出と坂口恭平のアート / 小倉正史
「坂口恭平 新政府展──あなたは何大臣ですか?」 / 和多利浩一
映画『モバイルハウスのつくりかた』を製作して / 本田孝義

【知(覚)の拡張とその技法】
猿の部屋へようこそ 坂口恭平の直接行動論 / 栗原康
09081064666 / 五所純子
パブリック=プライベート / 毛利嘉孝

【資料】
坂口恭平活動LOG / 九龍ジョー+編集部