藤井貞和 著
定価4,620円(本体4,200円)
発売日2016年2月
ISBN978-4-7917-6910-0
文学はどこからやってきたのか。
その源流をたどる壮大な文学史がついに完成。
古代日本語の起源をたどれるところまでさかのぼり、これまで文学史から取り残されてきた、神話や昔話、アイヌや琉球語の文学、あるいはうたや歌謡などをとりあげて、 その背景にある日本文学の本質にせまる。
『源氏物語』にレヴィ=ストロースの手法を援用して衝撃をあたえた泰斗が、これまでの文学観・言語論のすべてを注ぎ込んだ畢生の著、ついになる。