貞包英之 著
定価3,080円(本体2,800円)
発売日2015年10月
ISBN978-4-7917-6890-5
消費はいつから人びとを魅了しそして私たちの生活のなかに広がったのだろうか。
本書は近代日本、とくに18、19世紀の日本社会をフィールドに、消費がいかに具体的な魅力をもち、いかなる社会の変化を産み出してきたのかを探る。
遊廓はなぜ興隆したのか、白米はなぜ好まれたのか、変化朝顔はなぜ生まれたのか。
3つのテーマを中心に、近代社会における、私的欲望を満足させるための消費の本質に迫る。