ブラック化する教育

大内裕和 著

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ブラック化する教育

定価1,760円(本体1,600円)

発売日2015年5月

ISBN978-4-7917-6863-9

奨学金、就活、ブラックバイト…
学生・親・先生……、教育に関わるみんなが困っている。このようなブラックな社会はどのように出現してきたのか。教育の現場はどのように崩壊しつつあるのか。教育問題を基点に、私たちが直面している社会のリアルを暴き出す。

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[目次]

はじめに

第1章 なぜ格差は生まれ、教育はこんなに貧しくなったのか?
×斎藤貴男

第2章 なぜ生徒も先生もこんなにタイヘンになったのか?
×佐々木賢

第3章 なぜ就活がこんなにタイヘンになったのか?
×児美川孝一郎

第4章 なぜ学生はブラックバイトをしなければならなくなったのか?
×今野晴貴

おわりに

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[著者]大内裕和(おおうち・ひろかず)

1967年生まれ。専門は教育学・教育社会学。松山大学人文学部助教授を経て、2011年より中京大学国際教養学部教授。奨学金問題対策全国会議・共同代表。単著に、『教育基本法改正論批判——新自由主義・国家主義を越えて』(白澤社、2003)ほか。近年の共編著に、『日本の奨学金はこれでいいのか!——奨学金という名の貧困ビジネス』(あけび書房、2013)、『「全身○活」時代——就活・婚活・保活からみる社会論』(青土社、2014)、『ブラック企業のない社会へ——教育・福祉・医療・企業にできること』(岩波書店、2014)、『ブラックバイト』(堀之内出版、2015)などがある。