暴力の人類史 下

スティーブン・ピンカー 著,幾島幸子, 塩原通緒 訳

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暴力の人類史 下

定価4,620円(本体4,200円)

発売日2015年2月

ISBN978-4-7917-6847-9

「わたしが読んだなかでもっとも重要な本の一冊。それも「今年の」ではなく「永遠の一冊」だ」--ビル・ゲイツ-- 人類は地球上から暴力を根絶し、平和に向かうことができるのか? 人間の攻撃性を生み出す内なる「悪魔」と、暴力を回避する内なる「天使」の正体とは――。 先史時代から現代にいたるまでの人類の歴史を通観しながら、神経生物学などの多様なアプローチで、暴力をめぐる人間の本性を精緻に分析。 『言語を生みだす本能』『心の仕組み』『人間の本性を考える』などで知られる心理学の世界的権威が、 これまでの知見を総動員し、壮大なスケールで大胆な仮説を提示する、未来の希望の書! !

【目次】

はじめに

第1章 異国 人類前史 ホメロスのギリシア ヘブライ語聖書 ローマ帝国と初期キリスト教 中世の騎士 近代初期のヨーロッパ ヨーロッパと初期のアメリカ合衆国における名誉 二〇世紀

第2章 平和化のプロセス 暴力の論理 人類の祖先の暴力 ヒトの社会の種類 国家と非国家社会における暴力発生率 文明とそれに対する不満