渇きの考古学

-水をめぐる人類のものがたり -

スティーヴン・ミズン 著,赤澤威, 森夏樹 訳

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渇きの考古学

定価3,960円(本体3,600円)

発売日2014年6月

ISBN978-4-7917-6794-6

水とその管理が発展した歴史と考古学的知見を駆使して語られる、新しくも鮮やかな古代世界の全貌。水――それは、人類にとって欠くことができないもの。ゆえに、人類の歴史は有史以前から水との戦いだったと言っても過言ではない。古代の人たちはいかに水を利用し、水による災害から身を守っていたのだろうか。シュメール、クレタ、ナバテア、ローマ、古代中国、アンコール、マヤ、インカ……。 認知考古学の第一人者と、世界各地の遺跡を訪ねながら、驚きと発見にあふれた、水と灌漑システムをめぐる人類の歴史をさぐる冒険に出かけよう。