ル・コルビュジェ 生政治としてのユルバニスム

八束はじめ 著

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ル・コルビュジェ 生政治としてのユルバニスム

定価3,080円(本体2,800円)

発売日2014年1月

ISBN978-4-7917-6755-7

建築と空間に権力と政治を見る、新たなコルビュジエ論。 機能性と快適性を徹底的に追求した幸福と希望の建築家と称されるル・コルビュジエ。彼はいかにしてル・コルビュジエとなったのか。 彼の1930年代の活動は、ある時はナチス占領下の傀儡政権に接近し、またある時はロシア・アヴァンギャルドに親しんだ。 矛盾を孕んだ様々な歴史と思想のなかで、彼は理想的大都市とは何かを問う。その根源的な問いかけ、また生政治としてのユルバニスムがミシェル・フーコーの思想に直結する。 コルビュジエの全く新しい一面を照射する渾身の論集。