ポール・J・ナーイン 著,松浦俊輔 訳
定価2,860円(本体2,600円)
発売日2013年10月
ISBN978-4-7917-6732-8
コンピュータ、車、家電製品……今日用いられるあらゆる電子回路の中心にはブール代数が存在している。本書では、ブール論理をうち立てたジョージ・ブール(論理学者)と、それを前進させ電子通信時代へと接ぎ木したクロード・シャノン(工学者)の伝記を紹介、この二つの経歴の連鎖が電気的リレー回路および現代の情報理論をいかにして導いたかを示す。アイデアが「物」として具現化するプロセスを実感するというスリリングな読書経験ができる快著。