バイオ・キャピタル

-ポストゲノム時代の資本主義 -

カウシック・S・ラジャン 著,塚原東吾 訳

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バイオ・キャピタル

定価3,740円(本体3,400円)

発売日2011年3月

ISBN978-4-7917-6584-3

生はいかにして商品化されるのか ヒトゲノムの解読が完了したポストゲノム時代、それは生と資本のまったくあたらしい関係のはじまりだった。フーコーとマルクスの理論を用いながら、サンプリングされたDNAから遺伝子情報がデータベース化され、わたしたちの生すらも資本として流通し消費されてしまうおそるべき現実を描きだす。インドとアメリカという二大拠点におけるゲノム産業と製薬産業を舞台にくりひろげられる、これはあたらしい時代のバイブルである。