吉田喜重 著,蓮實重彦 編
定価4,180円(本体3,800円)
発売日2006年12月
ISBN4-7917-6317-3
日本の代表する世界的な映画監督、吉田喜重。「松竹ヌーヴェルヴァーグ」として華々しく登場以来、『秋津温泉』『エロス+虐殺』など数々の名作を発表、最新作『鏡の女たち』は若いファン層にも圧倒的に支持されています。また芸術選奨文部大臣賞受賞の『小津安二郎の反映画』など、映画の本質に鋭く迫りかつ格調ある批評を執筆する名文家としても知られています。名匠の全軌跡を、評論家蓮實重彦とともにたどります。戦後芸術の全てのエッセンスが凝縮されたアクチュアルで斬新なアンソロジーです。