丹生谷貴志 著
定価2,420円(本体2,200円)
発売日2004年12月
ISBN4-7917-6165-0
哲学の臨界で考え、斃れたフーコー。文学の臨界で書き、自殺した三島由紀夫。観念ではなく物質としての〈不在〉を浮上させた二人の思考を〈死〉〈恋〉そして〈島〉において始めて出会わせ、「日本」と「グローバリズム」を迎え撃つ、強靱にして柔らかい思想=文学を構想する。