高橋洋 著
定価2,860円(本体2,600円)
発売日2004年10月
ISBN4-7917-6146-4
映画は、それを作ろうとする人間の意図をことごとくくつがえす裏切りの場においてしか自らを開示しない、トコトン非常識な逆説の連続なのである。〈魔〉はそこに介在する。『リング』で日本中を、そしてハリウッドをも恐怖のどん底にたたきこんだ脚本家が、長篇初監督作品『ソドムの市』をひっさげ、魔界の扉をおしひらく。