大木康 著
定価2,640円(本体2,400円)
発売日2002年1月
ISBN4-7917-5938-9
中国の南京にあった遊里、秦淮(しんわい)。谷崎潤一郎や芥川龍之介も遊んだ、日本の文人の憧れの地のしくみから妓楼の人々、妓女(遊女)の伝記、街の構造まで、吉原とは比較にならない、豪奢で洗練された今はなきその遊里空間を現代に甦らせる。時代を超えた散策を楽しめる地図と図版を多数収録。