加藤楸邨論

中村稔 著

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加藤楸邨論

定価4,840円(本体4,400円)

発売日2025年12月25日

ISBN978-4-7917-7761-7

現代俳句の巨人・加藤楸邨の全貌を解明した画期的著述
現代俳句の最高峰と目されながらも、これまで本格的に論じられることのなかった加藤楸邨の句作の全貌と本質を明らかにした画期的著作。現代詩の代表的作者が詩人の眼で、楸邨の句作のどこに詩を発見し、どのように本質を剔出したか。知世子夫人を詠った句を展望し、また魚介の句を評釈し、壮年期の句集『野哭』、晩年の句集『吹越』を論じ、中村草田男の批判に関する応答をつぶさに検討した、著者の労作。

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[目次]

Ⅰ

『知世子抄』考

魚介の句考

Ⅱ

『野哭』考

『吹越』考

Ⅲ

『沙漠の鶴』考

「述懐 七句」(『野哭』所収)とその前後
――中村草田男の楸邨の弁明とその関連などについて

後記

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[著者]中村稔(なかむら・みのる)
1927年、埼玉県大宮生まれ。詩人・弁護士。一高・東大法学部卒。『世代』同人。1950年、書肆ユリイカから詩集『無言歌』を処女出版。詩集『鵜原抄』(高村光太郎賞)、『羽虫の飛ぶ風景』(読売文学賞)、『浮泛漂蕩』(藤村記念歴程賞)、『言葉について』(現代詩人賞)、伝記『束の間の幻影 銅版作家駒井哲郎の生涯』(読売文学賞)、自伝『私の昭和史』(朝日賞、毎日芸術賞、井上靖文化賞)、ほか、著書多数。