定価2,860円(本体2,600円)
発売日2025年12月11日
ISBN978-4-7917-7754-9
「一人でやるから、普通は表現されえないことができる。はずだ。」
舞台のみならず映画やテレビドラマでも数多の人物に扮してきたこの役者自身は、いったい何者なのか——。一人芝居の立役者による、くさぐさの随筆(エッセー)集。
「行き当たりばったりの70年、まるで河原の無数にある石ころのひとつのようです。たまたま隣の石ころをまねることに喜びを見出したのでしょう。そんな生き方が浮かびます。」——イッセー尾形

[目次]
Ⅰ あの頃、はどこに?
エピソード以前
一キロ神社
パフォーマーへの目覚め その1
パフォーマーへの目覚め その2
鬼瓦
あらためて博多
方言
いわゆるヘルニア
飛ばないゼロ戦
ああ高校生活
Ⅱ 夢もなく、アテもなく
ああ十九才
渋谷「らんぶる」
解体と銭湯
シポ屋
時間よ止まれ
テレビといえば
見つけた
フォークゲリラ
ああ昭和
懐メロ
ブラックな公園
朝の十時から始まります
Ⅲ 身体が日本を出るということ
散髪
言語のおつり
ベルリンで想う
ニューヨーク体験記
これオブジェです
寒い国に行ってきた
ダブリン
ナーバス
帰らないでオンステージ
二人の少年
西洋体験
ミュンヘンくねくね
パフォーマンス
老人の輪
水軍的即興感覚
歯から歴史へ
ドイツ夫婦
台湾で撮影した『沈黙』Ⅰ
台湾で撮影した『沈黙』Ⅱ
アメリカ左から右の旅
アルチュールさん
どこ入る?
Ⅳ 演じてしまえば
鬼門もうひとつ
神様お願い
美術館
初めてのドラマ
ネタのネタ
声
連想
さて一人芝居とは
コツ
何でもやれると思うなよ
時代
ミステリー
今思う
今が見えるのは
北斎
禁煙とは
三田病院談話室
挨拶運動
渋谷スクランブル
言葉
締め、です

[著者]イッセー尾形
1952年福岡県生まれ。1971 年演劇活動を始める。一人芝居の舞台をはじめ映画、 ドラマ、ラジオ、ナレーションなど幅広く活動している。『言い忘れてさようなら』(徳間書店)、『人情列車』『シェーク スピア・カバーズ』(いずれもスイッチ・ パブリッシング)など著書も多数。