定価4,180円(本体3,800円)
発売日2025年8月16日
ISBN978-4-7917-7737-2
世界中を震撼させたあまりにも猟奇的な殺人犯たち
若い女性を言葉巧みに車へと誘い込んで惨殺し「シリアルキラー」という言葉ができるきっかけにもなったテッド・バンディ、ニューヨークを恐怖のどん底におとしいれた「サムの息子」ことデイヴィッド・バーコヴィッツ、30人以上を殺害して自宅の床下に埋めた「殺人ピエロ」ジョン・ウェイン・ゲイシー……。連続殺人犯の歴史を詳細に描き、彼らの狂気の正体と、常軌を逸したその思想の核心にせまる。連続殺人ファイルの決定版。

[目次]
序文 私の二人のシリアルキラー
第一部 怪物たちの歴史
第1章 連続殺人のポストモダン時代、一九七〇年から二〇〇〇年――「レス=デッド」の沈黙
第2章 連続殺人小史――ローマからボストンまで、殺人の二〇〇〇年
第二部 論理と狂気
第3章 シリアルキラーの分類――怪物性の類型論
第4章 怪物性の進化――幻視型、使命型、快楽主義者、権力型、怒りの報復型、代理ミュンヒハウゼン症候群、連続スプリー型殺人者とその他の新たなカテゴリー
第5章 狂気の問題――彼らの頭の中
第6章 シリアルキラーの幼児期――怪物の作り方
第7章 連続殺人鬼の最初の殺人――トリガー、ファシリテーター、探偵小説誌、倒錯的ハードコアポルノ、そして聖書
第8章 殺しの時間――狂気の論理
第三部 怪物と戦う
第9章 犯罪プロファイリングの技術と科学――その成功と失敗
第10章 シリアルキラーから生き延びる――怪物の爪を逃れる方法
謝辞
注
参考文献
訳者あとがき
人名索引

[著者]ピーター・ヴロンスキー(Peter Vronsky)
1956年、カナダ生まれ。著述家、映画監督。トロント大学にて歴史学で博士号。シリアルキラーに関する著書のほかに、アメリカ南北戦争など軍事史に関する著作も多数ある。また、映画のほかにCNNでドキュメンタリー番組も制作している。他の著書に女性のシリアルキラーを扱った『シリアルキラーズ 女性篇』(青土社)がある。
[訳者]松田和也(Matsuda Kazuya)
翻訳家。主な訳書に、C・ゴスデン『魔術の歴史――氷河期から現在まで』、J・ディムズディール『洗脳大全――パブロフからソーシャルメディアまで』、P・T・エリオット『サイコパスのすすめ――人と社会を操作する闇の技術』(以上、青土社)、Z・ニコリッチ『奇妙な国境や境界の世界地図』(創元社)など。