定価4,620円(本体4,200円)
発売日2021年2月27日
ISBN978-4-7917-7350-3
歴史、文化、製作方法から、使える画材、保管方法、科学分析、そして未来の可能性まで
——基礎から実践まで網羅した本邦初の決定版。
いつからあるのか、どんな動物の皮からできているか、表と裏の区別はあるのか、どういう方法で作られているのか、私たちにどのような影響をいまも与えているのか。羊皮紙づくりを実践し、日本における羊皮紙研究の第一人者である著者が、いまなお人びとをひきつけてやまない羊皮紙の魅力と可能性のすべてをあらわした一冊。

[目次]
はじめに
基礎編
一 羊皮紙とは
二 羊皮紙の歴史
三 羊皮紙の作り方
四 羊皮紙職人
五 羊皮紙の特徴
六 写本の作り方
七 文学・ポップカルチャーなどにおける羊皮紙
八 魔術(護符)
実践編
九 羊皮紙を使ってみよう
一〇 書く・消す・接着する
一一 絵を描く
一二 印刷する
一三 その他の工芸(装丁、染色、立体)
一四 修復する
一五 羊皮紙の科学分析
一六 おわりに――羊皮紙の魅力
引用・参考文献、画像出典
あとがき
索引

[著者]八木健治(やぎ・けんじ/羊皮紙工房主宰)
国際基督教大学教養学部語学科卒業、上智大学大学院外国語学研究科博士前期課程修了。自宅の風呂場でひつじの毛を剥ぎ羊皮紙をつくることから出発し、現在は羊皮紙の販売、羊皮紙写本等の展示、および羊皮紙や写本に関する講義・ワークショップを中心に活動している。2014年にはトルコ西部のベルガマ、2018年にはタイのバンコクでも羊皮紙ワークショップを開催。『モノとヒトの新史料学』(共著、勉誠出版、2016年)、『図書館情報資源概論』(共著、ミネルヴァ書房、2018年)をはじめ、羊皮紙や書写材に関する文章を多数執筆。
羊皮紙工房ウェブサイト:https://www.youhishi.com