現代思想1999年5月臨時増刊号 総特集=ハイデガーの思想

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現代思想1999年5月臨時増刊号 総特集=ハイデガーの思想

定価1,571円(本体1,429円)

発売日1999年5月

ISBN978-4-7917-1046-1

【対談】
ハイデガーの世紀 / 木田元+高田珠樹

【インタヴュー】
襞という応答 / 宇野邦一

【レクチュール】
『存在と時間』 の書き換えと形而上学の問題 / 細川亮一
ハイデッガーにおける 「性起」 について 存在史的解釈の課題と一面性 / 大津留直
除去と放下 ハイデガーとプロティノス / アニック・シャルル=サジェ (訳=石原陽一郎)
『存在と時間』 以後のハイデガーにおける世界の概念
 / フランソワーズ・ダステュール (訳=石原陽一郎)
〈無気味なもの〉の途上で / 高橋義人

【ナチズム】
ハイデガーの手(ゲシュレヒトⅡ) / ジャック・デリダ (訳=藤本一勇)
差異と自己主張 / クリストファー・フィンスク (訳=竹内孝宏)
行動の現象学者たちと複数性 / ジャック・タミニョー (訳=松丸和弘)

【物・身体】
「良心の呼び声」 の余白に / 丹生谷貴志
狂気の傍らを通りすぎること / 河本英夫
思索することと実作(実践)することの差 / 保坂和志
アフォーダンスとミメーシス 「自己の外へ出ること」 の哲学 / 森本浩一
完了が主張する質料 / 郡司ペギオ‐幸夫

【政治神学・自然・理性】
理性のドライヴ装置 カント・ハイデッガー・カッシーラー / 柿本昭人
他者としての神、他者としての自然 ハイデガー : 《ピュシス》と《聖なるもの》の脱構築の試み / 高橋透
存在は復讐しない / 田崎英明
ハイデガーと 「奇妙な地理学」 非正規的なものの海に / 岩崎稔

【資料】
ハイデガー講義録を読む / 木田元

第17巻 現象学的研究入門 1923/24年冬学期講義 / 平田裕之
第19巻 プラトン 『ソピステース』 1924/25年冬学期講義 / 宮武昭
第20巻 時間概念の歴史への序説 1925年夏学期講義 / 中村昇
第21巻 論理学――真理についての問い 1925/26年冬学期講義 / 後藤嘉也
第24巻 現象学の根本問題 1927年夏学期講義 / 木田元
第25巻 カントの 『純粋理性批判』 の現象学的解釈 1927/28年冬学期講義 / 須田朗
第26巻 論理学の形而上学的基礎――ライプニッツから出発して
       1928年夏学期講義 / 小須田健
第29/30巻 形而上学の根本諸概念――世界・有限性・孤独 1929/30年冬学期講義 / 後藤嘉也
第33巻 アリストテレス 『形而上学』 第9巻 第1~3章――力の本質と現実性
       1931年夏学期講義 / 村岡晋一
第34巻 真理の本質について――プラトンの洞窟の比喩と 『テアイテトス』
       1931/32年冬学期講義 / 迫田健一
第38巻 言葉の本質への問いとしての論理学 1934年夏学期講義 / 平田裕之
第39巻 ヘルダーリンの讃歌 『ゲルマーニエン』 と 『ライン』
       1934/35年冬学期講義 / 斧谷彌守一
第42巻 シェリング : 人間的自由の本質について 1936年夏学期講義 / 迫田健一
第52巻 ヘルダーリンの讃歌 『回想』 1941/42年冬学期講義 / 斧谷彌守一
第53巻 ヘルダーリンの讃歌 『イスター』 1942年夏学期講義 / 斧谷彌守一
第55巻 『ヘラクレイトス』について 1943年夏学期講義/1944年夏学期講義 / 岡田道程
第60巻 宗教的生の現象学
       1920/21年冬学期講義/1921年夏学期講義/1918/19年冬学期講義草稿 / 後藤嘉也
第63巻 存在論(事実性の解釈学) 1923年夏学期講義 / 篠憲二