現代思想2002年12月号 特集=税の思想

-ポストモダンの税制-

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現代思想2002年12月号 特集=税の思想

定価1,361円(本体1,238円)

発売日2002年12月

ISBN978-4-7917-1099-7

■連載――ザッハー=マゾッホ 淘汰と涅槃のエロチカ 第5回
  狩猟 「人類の自然史」 1 / 平野嘉彦

特別掲載
  暴力とグローバリゼーション / エティエンヌ・バリバール (訳=松葉祥一+亀井大輔)
  ジャマイカの宗教イデオロギーと社会運動
   / スチュアート・ホール (訳=磯前順一+トレント・マクシー)
  見るという出来事とトポス / 鄭栄龍

特集=税の思想 ポストモダンの税制

【税の変容】
グローバル化は国家能力を減退させる? 税収構造からみた福祉国家の変容 / 新川敏光
持続可能な社会保障? エコ・モダン型福祉国家のゆくえ / 小幡正敏

【税と国家】
全体主義的縮減 / 萱野三平
グローバル社会のメンバーシップ 税金と市民権 / 後藤浩子

【税制改革】
近代租税国家の欺瞞 / 関曠野
税って・・・・・・ / 矢部史郎

【税の思想】
税制改革における効率と公正 H・シジウィックとA・C・ピグーの財政思想 / 菊地裕幸
社会変革と租税 J・S・ミルの租税論 / 高山新

【トービン税】
金融のグローバル化とトービン税 / 諸富徹

■連載――インターネットの思想 第8回
  IMPの完成でARPAネットが全米に広がった / 脇英世

■アメリカを知れ
  『菊と刀』 と東アジア冷戦 あるいは「日本文化論」のパターン 中 / 道場親信

■先端医療
  生存の争い 医療の現代史のために 8 / 立岩真也

■研究手帖
  セクシュアリティと闇 / 武藤香織

■現代思想2002年 総目次