現代思想2013年10月臨時増刊号 総特集=ブルース・リー

-没後40年、蘇るドラゴン-

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現代思想2013年10月臨時増刊号 総特集=ブルース・リー

定価1,650円(本体1,500円)

発売日2013年10月

ISBN978-4-7917-1268-7

【エッセイ】
『巨星』ブルース・リーとの友情 / 倉田保昭 
絶叫スター / みうらじゅん 
なぜ私たちはブルース・リーの映画を観なければならないのか? / 江戸木 純 

【全貌】
ブルース・リー、おまえは誰か? /  四方田犬彦  

【遺された言葉から】
「生の芸術家」を目指した男 李小龍の思想断章 / 新田啓子 

【孤高の肖像】
挙措のイデア 『燃えよドラゴン』の衝撃について /  澤野雅樹  
ブルースの失望 /  マーク・ウィンチェスター  
共同体を破壊する存在 /  陣野俊史  

【アメリカ】
アメリカにおけるブルース・リーの受容と影響 /  マイク・モラスキー  
「特別な悲しみ」の国、アメリカ /  小笠原博毅  
ブルース・リーと「帝国」アメリカ 「コラボレーション」のポリティクスについて /  北村 洋  

【誰もがブルース・リー!】
ブルース・リーとカンフー反帝国主義 / ヴィジャイ・プラシャド 粟飯原文子訳 
「像を打て、敵は倒れる」 ブルース・リー、ヒップホップ、そしてアジア系の表象 / 大和田俊之 
「私はブルース・リー」 アメリカ七〇年代、冷戦、チャック・ノリス / 吉国浩哉 
戦後のボスニア・ヘルツェゴビナでブルース・リーを想起すること / マヤ・ヴォドピヴェッツ/佐野智規訳 

【武術の二〇世紀】
ポストコロニアルの空手とブルース・リー トランスナショナルな武術をめぐる文化政治 / 村井寛志 
ブルース・リーと反植民地主義/ポスト植民地主義 王家衛作品『グランド・マスター』に導かれて / 北小路隆志 

【カンフー映画とは何か】
《距離》を取るということ / 粉川哲夫 
ダンスとしてのカンフー映画 映画史におけるカンフー映画の意義 / 松谷容作 

【中国】
李小龍と中国 / 丸川哲史 
葉問 WHO AM I? 五本の「葉問映画」における神話の構築と香港人アイデンティティ / 羅卡 韓燕麗訳 

【知を巡る闘い】
出でよジジェク主義者 ブルース・リー、武道、知の問題 / ポール・ボウマン 山本秀行訳 

ドラゴンがドラゴンを語る!  二一人の“LEGENDS”たちが語るブルース・リー伝説 / 知野二郎

作品解題 / 宇田川幸洋

アンケート:ブルース・リーと私
上野俊哉
大友良英
黒沢 清
田口トモロヲ
永田喜嗣
野崎 歓
野田 努
三田 格
和田ラヂヲ