ユリイカ2012年2月号 特集=立川談志

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ユリイカ2012年2月号 特集=立川談志

定価1,361円(本体1,238円)

発売日2012年2月

ISBN978-4-7917-0234-3

■人生に関する断章*2
  仮名づかいについて / 中村稔

■夢遊する読書*13
  ラウシェンバーグの軽やかな芸術 / 横尾忠則

■詩
  野生の水の言葉 / 河野聡子
  すべて、生まれたものたち / 小野絵里華
  エレファント 他二篇 / カニエ・ナハ

特集*立川談志  

【落語立川流一門】
「江戸の風」 の羽ばたき、あるいは立川談志の成り行き / 立川志らく [聞き手・構成=九龍ジョー]
モノを書かざるは立川流に非ず / 立川談四楼
参議院議員 立川談志 / 立川談之助
親切だけが人を説得する / 立川談幸
猛獣はメディアの檻に収まらない / 立川談笑
肉声 / 立川談吉
ワカリタイ / 立川志ら乃

【落語的な、余りに落語的な】
初代と七代目 / 池内紀
談志の志は志道軒の志 / 矢内賢二
落語は業の肯定か 業の自覚から見える世界 / 釈徹宗
落語は、このままでは 『笑点』 のようになってしまう / 小谷野敦

【現代落語畸人傳】
人生は博奕と覚えたり 落語の賭け金をめぐって / 月亭可朝 [聞き手=松本尚久]
談志師匠と精神分析 / 岸田秀
家元の事、及び・・・・・・ / 福田和也
元日の正夢 / 南博
狂的なる噺家 / 平井玄
立川談志・落語的目ン玉 / 長谷川踏太
談志さんのこと / 雲田はるこ
師弟の継ぎ目 落語という宇宙の始原 / 柳家花緑 [聞き手=編集部]

【上方からの相貌】
立川談志 大阪における点景 / 戸田学
Too late to die! / 雑賀恵子
源平のあとに盛衰するもの、語り / 串田純一

【“落語家” の 「困難と自由」】
パフォーマンスの逆説 「短命」 の枕から / 三浦俊彦
現代落語という矛盾 落語的な 「弱い生」 をめぐって / 長谷正人
落語の 「語ご」 / 中田健太郎

【幕引き】
『立川談志 最後のラジオ』 全放送記録
立川談志略年譜

■今月の作品
  福田臨未 大井赤亥 板垣憲司 宮岡絵美 / 選=小池昌代

■われ発見せり
  われ、別人画像を発見せり / 古永真一